令和5年4月22日 土曜日
父の姿をしっかりと目に焼き付け
もう触れられることのない頬を撫で
最後のお別れをしました…
お通夜でご住職が話されていた
吉田松陰の言葉を思い出し
涙が止まりませんでした。
『親を思う心に 勝る親心』
私も親になり身に染みてわかります。
いつだって親は子を思っていること…
真面目で
誠実な父のことだから
これからは心に寄り添い
私達家族のことを見守り続けてくれるでしょう。
そして父が最も可愛がっていた
孫である息子と娘の
"じぃじがいなくなった喪失感"も計り知れません。
でもそれも
あたたかい言葉や優しさや
時には厳しいお叱りや
たくさんの思い出が
たくさんの温もりが
きっとすぐにうめてくれるでしょう。
特に息子は多感な時期だけど
きちんと理解できる年齢なので
病気が見つかった時から亡くなる直前まで
嘘偽りなく、全て隠さず
じぃじの状態を説明してきました。
なので通夜では彼はずっと涙を流し
葬儀では率先してじぃじに寄り添い
"ありがとう"と何度も伝えていました。
きっと誰より
思いが強かったように思います。
そんな孫に見守られて、じぃじは幸せ者だね!
娘は当初、まだ小学校1年生だったから
理解しづらいことも多かったと思うけど
そんな孫に救われたこともたくさんあったと思います。
心配しないでね。
母と共に、父の分も頑張って生きていくからね。
寂しくてたまらないけど
感謝の気持ちでいっぱいです!
お父さんの子供で良かった…◡̈
2023.4.23